広田照幸さんと本田由紀さんのトークセッション


本田由紀著『軋む社会』の刊行を記念して、トークセッションをおこないます。

本田さんの対談相手は、『日本人のしつけは衰退したか』(講談社現代新書)や『教育』(思考のフロンティア、岩波書店)などの著書がある教育社会学者の広田照幸さんです。

今後、日本の教育はどこへ向かっていくのか。おふたりの対談により、その方向が見えてくると思います。

できるだけ多くの教育関係者に参加していただきたいですね。もちろん、世の中に「軋み」や「ゆがみ」を感じている方々にも、参考になるお話が聴けることでしょう。

以下、トークの詳細です。


本田由紀著『軋む社会』刊行記念トークセッション<タイトル> 「教育のいま、家族のこれから」<講  師> 広田照幸日本大学文理学部教授)
        本田由紀東京大学大学院教育学研究科准教授)<場  所> 三省堂書店神保町本店 8階特設会場<日  時> 2008年6月14日(土) 14時開演<参加条件> 同店にて『軋む社会』をご購入いただいたお客さま。
        トーク終了後、サイン会があります。<内  容>
2006年は、教育基本法が改正され、教育再生会議が設置されるなど、日本の教育に激震が走った年であった。
教育の現場からは、制度の改正のみならず、度重なる指導要綱の変更について、ため息まじりの声が聞こえる。
子どもたちは、教師らのとまどいに気づきながら、黙々と授業をうけている。

あれから2年。教育の何が、どのように変わったのか。
この対談の第一のテーマは、ずばり「日本の教育事情」。日本における教育の現状を批判的に確認しつつ、今後のあるべき姿を考えることである。

また、学校教育の費用や通う塾など、教育費を捻出している家庭である。
さらに、勉強以外の教育ともいえる「しつけ」の現場は家庭だといえよう。
教育と家庭は、切りはなして語ることはできない。

対談の第二のテーマは、「家庭教育」。『「家庭教育」の隘路』(勁草書房)を上梓した本田の問題提起を軸に、家庭教育の現状を確認する。そして、その問題点をあぶりだしたうえで、日本の家族像の未来図を予想する。


上記のトークセッション情報ですが、よろしければ読者のみなさまのブログやウェブページにてご紹介いただければ幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします!