フードドライブという具体策

もともと予定していた内容を変更します。ニュースがまだホットなうちに言及したいのです。

貧困層救済のために何が出来るか。新聞を読んでいたらこんな記事を見つけました。

缶詰や乾めん、レトルト食品など、家庭で余っている保存性の高い食料品を募り、経済的な理由などから食べることに困っている母子家庭や高齢者などに届ける活動「フードドライブ」が11月、全国で実施される。

フードドライブは、1960年代にアメリカのアリゾナ州で始まったとされる社会貢献活動。食料品店などから廃棄される大量の未開封食品を無償で譲り受けて倉庫に蓄え、地域の貧困者に配給することが主な取り組みだ。

なるほど、これはきわめて現実的かつ実効的です。実施するのはフィットネスクラブのカーブス。ただし現在のところ、対象が「施設」に限られているようです。

これを、就職氷河期世代の貧困層などにも広げられないでしょうか?

こころみに、我が家に眠っている食材を探してみたら、出るわ出るわ。ほんの数分家捜ししただけでこの戦果。


細かく見ていきましょう。まずはカップ味噌汁。会社で飲もうと思ったらお腹一杯になってしまったので持ち帰りそのままになってました。ランチの残りとかって意外とストックされてしまうものです。


シーチキンの缶詰。母が買いだめしておいたのですが、最近料理の志向が変わったのかめっきり手を付けなくなりました。


マカロニ。同じく母が買いだめしていたものです。ただシーチキンはゴハンのおかずになるけど、マカロニ単体ではキツいかなあ…


しかし、非常にツブシの効くアイテム発見。さばの味噌煮の缶詰。飯のおかずにも酒の肴にもピッタリです。


今日の目玉。ノザキのコンビーフです。馬肉と混ぜていない正真正銘牛肉100%。牛ですよ牛! 100%ですよ100%!

なかなか悪くないラインナップが揃いました。もっとも量的にはたいしたことないですが、たくさんの人が協力すれば相当な量が集まるはずです。この試みをもってすれば、持てる者から持たざる者へのモノの移動が、あるいは実現するかもしれません。